多岐にわたる作業の中で
製品の理解を深めながら
責任者として立ち回る

VOICE.02
吸気系ホース / 2018年入社
入社してすぐに配属された作業者の頃は、HM(ホースの元となる材料の押し出し作業)、ブレード(ホースの元となる材料を糸で編む作業)、寸切り工程(製品に合わせてホースを切る工程)等、機械の設定や、ホースの形を決める口金(くちがね)をセットする作業をしていました。
現在は班長という責任者の立場になり、現場作業の進捗管理をしています。係の中には様々な作業があり、自分を含め全員が全ての作業をこなせる訳では無いため、計画通りに進んでいない持ち場をどうフォローするかを考えることが難しいです。一方で、様々な工程を覚えることで、どのように製品ができていくのか理解することが面白いです。
班長として、自分はまだまだだと感じることが多いのですが、周りの人は「よくやっているよ」と言ってくれます。「ちゃんと周りは見てくれているんだな」「班長をしていて良かった」と思うことができ、自信にも繋がっています。

先輩からのメッセージ

高校では商業科だったため、自分が学んだ分野とは異なる仕事に就くことに、初めは不安を感じていました。入社後、職場の人が優しく教えてくれたため、出身学科は問題ではないなと感じました。
丸五ゴムは色々な世代の人がいて、気軽に話せる雰囲気です。班長として年上の人にお願いをすることも多いですが、快く引き受けてもらえるのでとても助かっています。
また、新しい知識や技術を身に付けていくことができる環境です。やった分だけ自分の力になるので、何事も前向きに取り組んでみてください。

上司からのコメント

彼は、分からないことは積極的に周りに聞き、分からないなりに自分で解決策を考える姿勢が素晴らしいです。 人が誰かを評価するとき、個人目標や慣れない作業への取り組み等、色々な面から評価することになります。私は、結果ももちろん大切ですが、その作業に取り組む姿勢や過程を見ることも大切だと思っています。
作業を習得していくなかで壁に当たったとき、「何を」「どうのように」対応し解決していくのかということを考えたときに、彼のように先輩方やベテランの責任者に意見をもらいながら、自分自身の知識として身に着けていくことは、とても大切なことです。
知識と経験は、後に自身の財産になります。今後の成長も期待しています。

HIGH SCHOOL高卒