5月22日(火)に山陽技術振興会の「村川・難波技術奨励賞」授賞式がありました。
　村川・難波技術奨励賞とは岡山県を中心とする周辺地域における科学技術、産業の活性化・発展を資することを目的とし、技術レベルが高く、有用性、実用性、発展性、挑戦性のある技術が受賞対象となります。
　今回丸五ゴムが受賞したタイトルは【軽量で高耐熱の過給器配管の開発】で、4件の受賞の中に入ることができました。アカデミックな内容のものが多く、その中で受賞できたことが大変光栄であり、誇らしく思いました。
【軽量で高耐熱の過給器配管の開発】の内容は、これまで高温・高圧かつ配管が長いため樹脂化が難しいと考えられていた過給器配管の樹脂化を、日本で初めて導入したサクションブロー成型技術により成形可能にしたことです。
　受賞した要因について、開発内容はもちろんのこと、材料開発・金型開発など一筋縄ではいかず、困難な課題を次々に乗り越えたこと、量産までたどり着いたこと。などがあり、設計部門だけではなく技計・生技・成型二係を中心とした他部署の力があっての受賞でした。
　村川・難波技術奨励賞はチーム丸五の力があってこその受賞です。次は【文部科学大臣賞】を目指し、≪チーム丸五≫で引き続きチーム力を発揮してチャレンジしていきましょう。